James Racing 株式会社(本社、山口県宇部市 代表取締役社長 ジェームス文護)が運営する 「オートレース宇部 Racing Team」のFIM世界耐久選手権・第3戦「”コカ・コーラ“鈴鹿8時間 耐久ロードレース・第46回大会」(鈴鹿8耐)への参戦体制について発表させていただきます。
「オートレース宇部 Racing Team」は今季からBMW M1000RRを投入。MFJ全日本ロード レース選手権JSB1000クラスではデビュー戦から2連続表彰台を獲得しています。その勢いに 乗って鈴鹿8耐で表彰台を獲得するべく、BMWをよく知る2人のライダー、ロリス・バズ(フランス)、ハンネス・スーマー(エストニア)を招聘します。
エースライダーはJSB1000クラスを闘う浦本修充(うらもと・なおみち)。BMWでのレース は今季からですが、第2戦・SUGOではポールポジションも獲得するなど、BMWの性能を存分に 引き出す走りを披露。海外レース経歴が長く、英語が堪能な浦本がチームのエースとなり、2人 の外国人ライダーと共に勝てるマシンを作り上げていきます。
フランス出身の32歳、ロリス・バズはFIMスーパーバイク世界選手権に200戦以上出場し、 MotoGPにも参戦した経験を持つワールドクラスのライダーです。「鈴鹿8耐に出場したい」と Instagramを通じて本人からアプローチがありました。2022年、23年にはBMW M1000RRで FIMスーパーバイク世界選手権に参戦した経験を持ち、当チームで使用するマシンをよく知って いることから起用することになりました。鈴鹿8耐は初出場です。
エストニア出身の27歳、ハンネス・スーマーはIDMドイツ・スーパーバイク選手権に参戦する BMWファクトリーライダーで、今季もFIM世界耐久選手権ではBMWファクトリーチームのリ ザーブライダーを務めています。昨年の鈴鹿8耐ではSSTクラスでBMWを駆り、見事にクラス優 勝を達成。最終戦のボルドール24時間ではBMWファクトリーチームから代役で出場しました。 今季もIDMドイツ・スーパーバイク選手権は開幕戦から優勝するなど好調。BMWからの推薦を 受けて起用することになりました。
この3人のライダーと共に鈴鹿8耐ではチーム初の表彰台はもちろん、鈴鹿8耐の歴史上一度も ない外国車としての初優勝、表彰台を狙っていきます。