James Racing 株式会社が運営する「オートレース宇部Racing Team」所属の津田拓也選手が今季
限りでMFJ全日本ロードレース選手権へのフル参戦から勇退することになりましたのでご報告させていただきます。
本人からの「全日本へのフル参戦は今季限りにしたい。プロライダーを引退するわけではなく、今後も鈴鹿8耐などのレースには挑戦したい。オートレース宇部 Racing Teamのレギュラーの座を有望
な若手に譲り、自分自身も若手の育成、若手選手が安全にレースができる環境づくりに尽力したい」との申し出を受け、チームとしては津田選手の意思を尊重し受け入れることにしました。
津田選手は2022年の「オートレース宇部 Racing Team」としての全日本初出場からチームと苦楽を共にしてきた仲です。ST1000クラスでチームにとって初の表彰台、そしてJSB1000クラスで
チーム初の表彰台とポールポジションをもたらした最大の功労者です。
2022年からオートレース宇部 Racing Teamにお世話になり、ST1000、JSB1000、そして鈴鹿8耐に参戦させて頂き、トップカテゴリーでポールポジションを奪ったり、表彰台に乗ったり、また鈴鹿8耐ではSUZUKI MotoGPカラーのマシンでトップ10トライアルを走らせてもらったりと濃い3年間を過ごさせて頂きました。
僕はこのチームが大好きです。ただ、オートレース宇部 Racing Teamから有望な若手が出場するチャンスがあっても良いのではないかと思うようになりました。そして僕自身も若手選手を育ててい
きたいですし、彼らがより安全にスキルアップできるレース環境が作れるようにしていきたい。そこに自分の時間を使いたいと思っています。